風邪がまだ治りきっていなかったにもかかわらず、映画見に行きました。
アカデミー外国作品賞にノミネートされ、もっとも有力視されていたのですが、
結局受賞作品は「おくりびと」になりました。
でもイスラエル映画ということで、仕事柄「イスラエル」と聞くとピン!とアンテナが
張る私、日本でも公開されないかな~と思っていたのでした。
11月28日から、たぶん来週くらいまで?という短期間の公開なので、これを
逃してはならん!と観にいったワケです。
戦場でワルツを(原題:「バシールとワルツを」)
長編アニメーションのドキュメンタリー映画です。監督自身の体験に基づいた
実話で1982年のレバノン内戦の様子を記憶をたどりながら綴るストーリーです。
サブラ・シャティーラの虐殺という実在の事件が背景にあるのですが、
この虐殺を実行したのがレバノン人クリスチャンの過激派グループだということに
クリスチャンとして心が痛みました。
公式サイト
http://www.waltz-wo.jp/
これを見て、これは過去ではなく、今のイスラエルの人々すべてが
かかえている葛藤を表現しているな…と思いました。
とても考えさせられ、完成度の高い映画だと思いました。
さて、劇中、主人公アリの友人でオランダで事業に大成功したカルミ、という
人物が登場するのですが、彼が大当たりした事業がこれ、
ファラフェル。(ヒヨコ豆ペーストを油で揚げたイスラエル料理)
字幕では「豆コロッケ」ってなってるんですけど、セリフではファラフェルでした。
久しぶりにヘブライ語の音を聞いて懐かしく思いました。
中東ブームと自然食ブームに乗っかり大成功した、って言ってるんですけど、
日本でもはやらないかなあ。私は大好きです☆
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